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回数券というのをご存知ですね。
これは、資金化を早めるのに有効な手段です。
一回無料サービスなどのおまけがあるにしても、売上を早めに資金化できるのです。先にお金がもらえることになります。
(もちろん、お客さま側にデメリットもあります。・・・回数券を使い切るだろうか(整骨院などでの懸念)、お金がない、有効期限が心配・・・など)
ひょっとしたら・・・フラダンス教室、タヒチアンダンスのスタジオなどでも導入されていらっしゃるところもあるかも知れません。
月謝との併用といった形でもありそうです。
回数券のメリット
これは、いうまでもなく資金化を早めるということが最大のメリットです。提供する側です。仕掛ける側のメリットです。
お客さんの側としては、「一回無料などのおまけ」がつく、ということですね。
いわゆる、WIN-WINの商品ということになります。整体・整骨院やエステなども含めて「サービス」を提供できる業種であれば何でも応用できそうです。
もちろん自分のところでも可能ですが、単純に自分のところで回数券を発行しても新規のお客さまの獲得にはつながりません。
(街中で配布するように口説いて購入してもらえば、新規のお客さまの獲得も可能だと思いますが)
では、どうするか? です。
回数券のコラボ
次のステップは、この回数券にプラスアルファの付加価値をつけて、新規顧客獲得につなげるための発想の転換です。
自分でもらった時の回数券について考えてみましょう。
大学祭やバザーなどの模擬店で、うどんでもラーメンでもタコ焼きでも使えるという回数券があったとしたら・・・たぶん、ハシゴする可能性がありますね。
人間というのは、そんなものです。つい衝動的に試してみたくなるのです。
これを応用しましょう。
他の人・他の業種の回数券に、もし「フラダンス」の「タヒチアンダンス」のサービス券(お試し無料券)がついていたら・・・
美容室・エステサロン・ネイルサロンなどの回数券(4回分のお値段で5回分のサービスを受けることができるもの)に、あと一つの「おまけ」が付いているというパターンに持っていけたら・・・
思いがけない「プレゼント=おまけ」になります。そして、人はおまけがついていたら・・・試してみたくなる、チャレンジしてみたくなる、(しかも)無料でTシャツ1枚とタオル持参でOKなら体験してみたくなる、という人もきっといます。
他の業種の回数券に、フラ・タヒチアンダンスの無料体験ができる「おまけ」がついている形の回数券なら・・・これまでと全く違うマーケットに存在する層にアプローチすることができます。
美容室・エステサロン・ネイルサロンとのコラボ
もし、行きつけの美容室があるなら・・・エステサロンのお友だちはいませんか?・・・ネイルサロンのオーナーに話をしてみることはできませんか?
なかなか、勇気がいることですから一歩踏み出すことは大変だと思います。
私事ですが、銀行の営業マンとして新規のお客さまのところに「飛び込み営業」をするのは物凄いエネルギーが必要だと、体験から十分に理解しています。
でも、ほんのちょっとした「きっかけ」です。
自分の利益のためではありません。相手の売上増のためのお手伝い、利益増に貢献する・アドバイスする・応援するという気持ちで話をしてみてください。
思いがけないアイデアにつながるかも知れません。WIN-WINです。
コストゼロで回数券をつくってもらうためのヒント
回数券そのものはネット通販の印刷会社にお願いすれば、100枚が約1万円ちょっとで作成可能です。1枚当たり、約110円とか120円、130円という世界です。
自分で用意して提案してもOKですが・・・半々にしてもらうとか、相手持ちにしてもらうとか、常にコスト削減を考えましょう。
用意してもらった回数券を使ってもらって、そこから入会者が出たら、キャッシュバックをするという手もあります。
お礼として、入会者1人当たり1,000円とか、2,000円とかを還元するわけです。(入会金や月謝の一部からの還元という考え方です)
そうすることで、これまで自分たちでは決して出会うことのなかったような人たち・層の見込み客と出会うことができるようになります。
懇意にしているサロンのオーナーがいらっしゃいましたら、ぜひ軽い感じで話を持ち掛けてみてはいかがでしょうか。
もちろん、逆のパターンも考えられますね。自分の回数券に相手の無料券が1枚付いている、というパターンもありかと思います。
まとめ
この発想は、いかがでしたか。少し(営業活動をしなければならないという点で)勇気がいる行動が必要とはなります。
でも、ちょっとしたきっかけさえつかめれば、一歩踏み出せたら・・・そんなに抵抗はなくなるはずです。
これって(このビジネスモデルは)何かに似ていると思いませんか?
そうです。あの、花屋さんのケーススタディです。
花屋(自分)と飲み屋さんとタクシー会社さんの3つがWIN-WIN-WINになった事例です。
この「コラボ」という発想をすれば、まだまだいろんなアイデアが出てくると思います。
どうぞいろいろと創意工夫しながら、お試し・チャレンジしてみてください。