フラ(フラダンス)はリズム感がないと踊れないものでしょうか?
音楽全般にいうと(楽器の演奏含めて)リズム感というのは確かに大事だと思います。
でも、結論からいうと、まったく関係ないと思います。
というか、そう考えることをお薦めします。
お金を取るレベルというと別問題かも知れませんし、それでも名選手=名監督=名コーチというのは稀です。
(ゴルフの話ですいませんが、あのスーパースターのタイガーウッズのコーチは現役時代の知名度なしの人でしたよ)
フィギュア選手の得意技
有名な浅田○央ちゃんはじめ、フィギュアスケートの演技を見たことがありますか。
それこそパーフェクトという演技を見る機会の方が少ないと思います。
彼女自身ですら得意なジャンプと不得手なジャンプがあります。
でも、優勝した時の演技は、優勝できなかった時の演技も含めて、ミスがあったら感動できないものでしたか?
そんなことは絶対にありませんね。感動します、応援します、声援を送ります、興奮します。
フラダンスに限らずいろんなコトにチャレンジする時には、一つは楽しみ・楽しさの追求もあるはずです。
自分が楽しい、今、楽しい瞬間を味わっている、そんな目的で取り組んでいる人がいると思いますが、それって正解だと思いますよ。
ここの部分の「ものさし」「感じ方」「満足感」というのは、人それぞれです。
迷惑をかける・かけない、という判断基準は別問題にしたらいいと思います。
赤ちゃんが歩けるようになるのは、同じ日に生まれた赤ちゃんでも千差万別です。
早く歩けるようになった赤ちゃんが、陸上や運動系で才能を発揮するかどうかも別問題です。
逆に歩き始めるのは遅かったけど、めちゃくちゃ陸上界でのスーパースターになった、なんて事例はいくらでもあるはずです。
自分でいくらリズム感がないから、なんてことを躊躇する材料に挙げていては前に進めません。
フラ(フラダンス)にチャレンジしたことで、リズム感がある日突然、開花するかも知れないのです。
もの凄い「先生」になれるかも知れないのです。
得意な音楽(サンバなどのラテン系、和風、クラシック系・・・)
こんな話をすると・・・気味悪がられるかも知れませんが。
あなたが、生まれ変わりで前世以前において、ラテン系の国で人生を送っていたら・・・
もしも、中東だったら・・・
仮定の話です。もちろん「眉唾(まゆつば)」ものとしてとらえていただいても構いません。
当然、いちど体験したことのある「意識」とそうでない意識があるかも知れません。
それを含めて、生まれつきの天性というものがありますし、小さい頃から耳にしたり目にしたりした体験から後天的に身についた資質・才能があります。
人それぞれに心地よいと感じる「モノ」が違います。
花が好きな人、動物が好きな人、昆虫が好きな人、空に興味がある人、宇宙に、海に、食べることに、映画鑑賞に、読書に・・・
当然、フラダンスの音楽、フラダンスミュージックが心地よいと感じるひと、タヒチアンダンス系の音楽の方がいいという人、ベリーダンス系の方が自分に合っているかも・・・
体験しないと分かりません。
そう考えてみてはいかがでしょうか。気楽に気楽に、です。
フラダンスはもう一歩だったけど、○○ダンスを体験してから、フラダンスも優雅に踊れるようになった、なんてこともあり得ます。
決して回り道ではありませんね。必要な時に必要なことを体験してから、そして花開く、です。
頭の中での判断先行は、後ろ向きな理由しか出てこないのが普通の人です。ぜひ、体験は実際にやってみることでしたら分からない世界もある、という思いを持ってください。
リズム感とフラダンスのまとめ
よくテレビのお笑い系の番組で、リズム感というより運動神経の音痴さを画像にして笑いを誘うという内容のものがあります。
スキップができない人もいたりします。満足に(普通の形で)走れない有名タレントもいらっしゃいます。
でも、スキップできない人でも、ある動作だけは物凄く感動ものの動きができる、なんてのもありますね。
繰り返しますが、フィギュアスケートの浅田○央ちゃんが苦手な技を、軽々とこなせる(ランクが下の)選手もいます。
浅田選手からするとうらやましがられる存在です。(本人が意識している、していないは別ですが)
あなたのリズム感がフラダンスにぴったりくるかどうか、体験してからでないと決して言えません。
また、ある一定の段階から、ある日突然、花開くがあるかも知れません。
みんなが、「上手~い!」と声を上げる時がくるかも知れません。
体験してから考えませんか。それが正解だと思います